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コンサートのご紹介

津波楽器によるチャリティーコンサート
〜 祈り 〜 ご報告  
   
2016年3月18日(金)19:00開演

東日本大震災より5年となる3月、津波ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロによるチャリティーコンサートを開催させていただきました。おかげさまで満席のお客様とともに、立ち止まって、改めて、そして新たに考える機会になりました。心よりお礼申し上げます。チケットの全収益84万円(280席分)はすべて「花巻・金星少年少女オーケストラ」に寄付させていただきました。

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こんにちは、中澤きみ子です。

日々のヴァイオリニストとしての活動、
考えたこと、訪ねたところ、いろいろなできごと。
私の毎日を、ちょっとだけ切り取ってみました。
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体に負担をかけないヴァイオリン奏法とは
 最近、自分の体や、生徒の体のことを考える機会が多くなりました。それは自分が年をとってみて、いかに楽に演奏する(それは気を抜くということではありません)ことが大切かと思うからです。
 音楽家の人生はとても長く、1日に何時間も不自然な姿勢を強いられるわけですから、決して無理があってはいけないと思います。特に、骨の未発達な子どもや、小柄な女性は、ヨーロッパの人々の体格とはあまりに違いすぎて、同じ奏法やフィンガリングもふさわしくないことも多いです。無理はいけません。

 日本では大きな音ばかりが重要になりがちで、小さな頃に大きな楽器を持ちすぎているように思えます。特にコンクールの時などは、明らかに苦しそうです。その時は体も柔らかく、子どもは何も感じないかもしれませんが、後に体がゆがみを生じ、それが原因となってさまざまな痛みの原因になったりもします。
 私も小柄で骨も細く、体力もないほうですので、こんなに長く演奏してこられたのも不思議なほどですが、奏法に関してはいろいろ試行錯誤の日々でした。歯がやられたり、肩が張ったりと、少しずつ出てきたトラブルに悩みました。私が子どもの頃は、まったく体への負担などは考えないで、ただがむしゃらに練習さえすればなんとかなるというような時代でしたが、幸い、私は地方でしたし、のんびりとした環境で、長時間練習を必要とするような課題もなかったので、1日30〜40分も弾けば、曲は1週間で仕上がるような状態でした。今はエチュードやスケールなども充実し、曲までちゃんとこなせば、最低1時間半から2時間はかかり、コンクール前ともなると4〜5時間、ある時は10時間にも及びます。それをf(フォルテ)でずっと弾いていたとしたら・・・恐ろしいです。体をいたわってあげましょう。

 何年か前のブログに書きましたが、アルバンベルグ四重奏団のピヒラー氏がおっしゃっていたように「1本のろうそくの灯りを、最初は暗いと思っても、やがて目が慣れて周りが次第に見えてくる。音もそう。小さな音でもちゃんと届くはず。フルライトの音楽でなく、ろうそく1本の灯りの音楽に耳を傾けられる日本の聴衆が欲しい・・・」ということです。

 ちょっと横道にそれてしまいましたが、音楽は音の強さの勝負ではないということです。自分の体に合った奏法の中で努力するということでしょうか。
シュロモ・ミンツが過日、コンクールの時の雑談でこう言っていました。
「あごにあざがあるうちはダメよ」と。
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